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Posted by たまりば運営事務局 at

2011年12月15日

顧客感動満足

調布アットホームの代表、石原さんのインタビューがインタイムに調布新聞に掲載されました。調布アイランドのが簡潔明瞭に伝えられています。その志の下に、ここでは「ビジネス」という視点でちょっと僭越で、難しい話で恐縮ですが書いてみたいと思います。

商品の価値を示す、V=Q/Pという公式があります。V=価値、Q=品質、P=価格、です。
ご存知のように今は消費の選択が非常に厳しいので顧客満足(CS)を超えて、「顧客感動を与えること」がビジネスとして成り立つ条件になります。公式を文字化すれば、調布アイランドの「物語性」、「新鮮さと美味しさ」、といったその価値が高ければ高いほど価格が高くても受け入れられます。一方、「物語や新鮮さや美味しさ」があっても顧客感動といったことから考えてそれほどでもなければその価格を低くしなければ価値相応にはなりません。
商品はこのバランスがとても重要です。考え方を変えれば、一定の質があれば価格を低く抑えれば価値は上がります。これは仕入れ価格にも販売価格にも言えることです。地域ビジネスが市民活動の一環であることは「ストーリー性という価値」を生んでいることになりますが、それだけでは市場競争には勝てません。

夢であった「調布に海を!」の骨組みは見えてきたと思いますがこれからが重要な「ビジネス」の次元に入ります。仕入れ先に競争力を考えた仕入れ価格にしていただくことや、販売先に顧客感動を呼ぶ販売価格に見合ったサービスを販売促進手段も考えて提供していただけることが必要条件になります。

調布アイランドのプレゼンスキルにかかってきたような気がします。by Hirata


新島ふれあい農園  


  • Posted by 「調布島プロジェクト」 at 06:00Comments(0)tamotsu hirata